「食べることへの恐怖が消えない」
「食べては吐いてしまうことを繰り返していて、仕事なんて考えられない」
「体重のことが頭から離れず、作業に集中できるか不安」
摂食障害(拒食症・過食症)は、食事への強いこだわりや恐怖・自己嫌悪が日常生活に影響する病気です。「意志が弱いから」ではなく、心と体のバランスが崩れた状態であり、回復には時間と適切なサポートが必要です。
「こんな自分が就労支援に通えるのだろうか」と感じている方も多いと思います。今回は、摂食障害と向き合いながら就労支援B型コンパスに通う上でのポイントをご紹介します。
1. 食事の時間・場面への配慮
摂食障害の方にとって、他の人と一緒に食事をする場面は大きなストレスになることがあります。昼食の時間に「食べないこと」や「少ししか食べないこと」を周囲に見られることへの不安は、外出すること自体をためらわせてしまいます。
コンパスでは、昼食の時間にどう過ごすかは本人の意思を尊重しています。「食べない」「外で食べる」「持参したものを一人で食べる」など、無理に合わせる必要はありません。スタッフも食事に関して無神経な声かけをしないよう配慮しています。
2. 体調の波に合わせた通所ペース
摂食障害の回復期は、体調が日によって大きく変わることがあります。低栄養状態が続くと集中力が続かなかったり、倦怠感が強くなったりすることもあります。
- 「今日は午前中だけ」という短時間通所からスタートできる
- 体調が悪い日は無理せず休んでOK
- 作業中に気分が悪くなったらすぐスタッフに伝えられる環境
- 週1〜2日のペースから、ゆっくり慣らしていける
「通い続けること」よりも「ここが安全な場所だと感じること」を大切にしています。
3. 「自分を責めない」環境が回復を支える
摂食障害の方は、自己批判が非常に強い傾向があります。「また食べてしまった」「何もできない自分が嫌だ」という思いが積み重なると、外に出ること自体がつらくなってしまいます。
コンパスでは、作業の出来不出来よりも「今日ここに来た」という事実を大切にしています。できたことを一緒に確認しながら、少しずつ「自分にもできることがある」という感覚を取り戻していくことが、回復への大切な一歩です。
4. 通院・栄養管理と並行して通える
摂食障害の治療には、精神科・心療内科での心理療法と、栄養士や内科での身体管理が必要な場合があります。定期的な通院がある方も、通院日に合わせて通所日数を調整できます。
「治療を続けながら、少しずつ社会とのつながりを保ちたい」という方にとって、就労支援B型は無理のない選択肢の一つです。
まとめ
摂食障害の回復は、一直線には進みません。良い日も悪い日も繰り返しながら、少しずつ前に進んでいくものです。「完全に回復してから通う」ではなく、「回復しながら通える場所」として就労支援B型を活用していただければと思います。
平野区で安心して通える居場所をお探しの方は、ぜひ一度コンパスにご相談ください。見学だけでも大歓迎です。













