「手順が変わるとパニックになってしまう」
「自分のやり方でないと気が済まないと言われる」
「職場では『融通が利かない』と評価されてしまった」
ASD(自閉スペクトラム症)の特性のひとつである「こだわり」は、一般的な職場では「扱いにくい」と敬遠されることがあります。しかし、これは欠点ではありません。一定の手順を守り、決まったことを丁寧にこなし、変化にアンテナを張り続けられるのは、本来とても価値のある特性です。
今回は、ASDの「こだわり」という特性を強みに活かしながら、就労支援B型事業所コンパスで安定して通い続けるための工夫をご紹介します。
1. 「毎日同じ流れ」がむしろ安心できる
就労支援B型の1日は、概ね決まったスケジュールで進みます。到着・準備・作業開始・休憩・作業再開・片付け・帰宅。このルーティンが毎日繰り返されることで、「次に何が来るか」が予測でき、ASDの方にとって大きな安心感につながります。
一般就労では「突然の会議」「急な業務変更」「予定にない残業」などで消耗してしまいやすいASDの方も、B型の安定したスケジュールの中では、自分のルーティンを守りながら過ごすことができます。
2. 「自分のやり方」で作業できる
作業の手順に強いこだわりがある方は、「こうでなければいけない」という感覚が強いため、他の人と作業を合わせることが苦手なことがあります。コンパスでは、基本的な安全・品質の基準を守った上であれば、自分が集中しやすい順番や配置で作業を進めることを尊重しています。
- 作業台の配置を自分で決めてOK
- 道具の使う順番を自分なりに整えてOK
- 黙々と集中できる環境を選べる
「自分のやり方を無理に変えなくていい」という環境が、ASDの方に驚くほどの安心感と集中力をもたらすことがあります。
3. 「変更があるときは事前に教えてもらう」が当たり前に
ASDの方にとって、突然の変更は強いストレスや混乱のもとになります。コンパスでは「来週、作業内容が変わります」「来月のスケジュールはこうなります」と、できるかぎり事前に共有することを心がけています。予測できない変化が少ない環境は、それだけでASDの方の消耗を大幅に減らします。
また、「急な変更が苦手」ということを最初にスタッフに伝えておくことで、より丁寧な情報共有や配慮を受けられるようになります。
まとめ
「こだわり」は、適切な環境さえあれば最大の武器になります。就労支援B型事業所コンパスは、ASDの特性に合わせたペースを一緒に探せる場所です。「自分の特性を理解してくれる場所で、まず社会とつながってみたい」という方は、ぜひ一度ご見学・ご相談ください。平野区で、あなたに合った居場所をお待ちしています。













