冬になると「理由はないけど気分が落ちる」「朝起きられない」「やる気がなくなる」
そんな状態に心当たりはありませんか?
実はこれ、医学的に説明できる“季節の影響”が大きいです。
この記事では、冬にうつっぽくなる原因と、今日からできる対策をわかりやすく解説します。
冬にメンタルが落ち込みやすいのは普通のこと
よく「気持ちの問題」「やる気がないだけ」と言われますが、これは誤解です。
冬は脳内ホルモン・自律神経・生活リズムが季節の影響を強く受ける時期です。
つまり、冬に気分が落ちやすいのは“身体がそう作られている”ということ。
性格でも根性でもありません。
冬にうつっぽくなる主な4つの原因
日照時間が減ることでセロトニンが低下する
冬は日が短くなり、太陽の光を浴びる時間が少なくなります。
- セロトニン(気分を整えるホルモン)が減る
- 自律神経が乱れやすい
- 落ち込み・不安感が出やすい
医学的にも、冬の“日照不足”がメンタルの低下に直結すると確認されています。
暗い時間が長くなるとメラトニンが増える
光が少ない時間が続くと、眠気を誘う「メラトニン」が必要以上に分泌されます。
- 朝起きられない
- 日中も眠い
- 何をするにもだるい
この状態が続くと「やる気が出ない → 気分も落ちる」という流れになりがちです。
寒さで活動量が下がり、気分も落ちる
寒いと家にこもりがちになり、運動量が下がります。
- 身体の動きが減ると、脳の活動も低下
- セロトニンやドーパミンも減少
- 気持ちが内向きになる
“動かない冬”がメンタルに影響するのは当然とも言えます。
冬は血糖値が乱れやすい食生活になりがち
冬は甘いものや炭水化物を自然と欲しやすく、血糖値が乱高下しやすい季節です。
- 血糖値が急上昇 → 一時的に気分が上がる
- その後、急降下 → 落ち込みやすくなる
気分の不安定さの原因は、実は“食習慣の落とし穴”であることも。
どこからが「季節性うつ(SAD)」?
ただの気分の落ち込みではなく、
- 気分が2週間以上続く
- 朝起きられない
- 食欲が強くなる
- 集中できない
- 何も楽しめない
こうした症状が冬に毎年起こるなら、**季節性情動障害(冬季うつ)**の可能性があります。
病気の名前がついているからといって怖がる必要はなく、原因がはっきりしている分、対策も取りやすいのが特徴です。
今日からできる冬うつ対策(専門家も推奨)
朝10分の日光浴(外に出なくてもOK)
冬は光の量が少ないため、意識的に取り入れる必要があります。
- 朝のベランダ
- カーテン全開で窓際
- 10分の散歩
これだけでセロトニン分泌が大きく変わります。
部屋を明るくする・ライトを追加する
「照度不足」は冬うつの大きな原因です。
- 明るめのLEDライト
- 机のデスクライト
- リビングの光を強める
これだけで体内時計が整いやすくなります。
軽い運動を取り入れる(家でOK)
冬は外に出なくなるので、意識して身体を動かしましょう。
- ストレッチ
- スクワット10回
- 1分のその場足踏み
運動はセロトニンの最大の味方です。
食生活で血糖値を安定させる
急激な血糖値変動はメンタルを揺らします。
- 朝はタンパク質(卵・ヨーグルトなど)
- 甘いものの食べすぎに注意
- 食事の間を空けすぎない
冬は“ゆっくり上がって、ゆっくり下がる”食事が合っています。
「冬だけ気分が沈む」は自然な反応。対策すれば改善できる
冬は、日照不足・寒さ・生活リズムの変化など、メンタルを落としやすい要因がたくさんあります。
「自分だけが弱い」と思う必要はありません。
原因がわかれば、対策もできます。
今日からできる小さな習慣で、冬でも安定したメンタルを保てるはずです。













