「働きたいけれど、一般就労はまだ不安」
そう考えて福祉サービスを調べたとき、最初に迷うのが「A型」と「B型」の違いではないでしょうか。
名前は似ていますが、中身は大きく違います。
どちらが良い・悪いではなく、「今の自分の体調や目的に合っているのはどっちか?」を知ることが大切です。
この記事では、A型とB型の違いを5つのポイントで分かりやすく解説します。
1. 最大の違いは「雇用契約」があるかどうか
最も大きな違いは、事業所と「雇用契約」を結ぶかどうかです。
A型:雇用契約 あり
事業所と労働契約を結びます。
そのため、最低賃金が保証され、労働基準法などの労働関係法規が適用されます。
「従業員」として働くイメージに近いです。
B型:雇用契約 なし
雇用契約は結びません。
体調に合わせて、比較的自由にペースを調整しながら通うことができます。
「利用契約」を結んで、訓練や活動を行う場所です。
2. 給料(賃金・工賃)の違い
A型:給料(賃金)
最低賃金以上が支払われます。
都道府県によりますが、月額で8万円〜10万円程度になることが多いです。
その分、決まった勤務時間を守る責任も伴います。
B型:工賃
作業の対価として「工賃」が支払われます。
最低賃金の適用はなく、作業量や時間によって金額は変動します。
月額で数千円〜数万円と、事業所や通所日数によって幅があります。
3. 対象となる人の状態
どんな人が向いているかも、それぞれ異なります。
- A型に向いている人:
ある程度体調が安定しており、毎日決まった時間に働ける人。
一般就労に近い環境でスキルを磨きたい人。 - B型に向いている人:
体調に波があり、毎日通うのは不安な人。
まずは短時間から生活リズムを整えたい人。
プレッシャーの少ない環境で過ごしたい人。
4. どちらを選べばいい?
迷ったときは、今の自分の「体力」と「心の余裕」を基準にしてみてください。
「毎日通わないと迷惑がかかるかも…」とプレッシャーに感じるなら、まずはB型から始めて、自信がついたらA型や一般就労へステップアップするのも一般的なルートです。
いきなりハードルの高いところを目指さなくても大丈夫です。
まとめ:階段を一歩ずつ登っていこう
A型もB型も、ゴールは「あなたが自分らしく社会と関わること」です。
今の地点がどこであっても、焦る必要はありません。
まずは見学に行き、実際の雰囲気を感じてみることから始めてみませんか?
あなたに合ったペースが、きっと見つかるはずです。













